サイクリンググローブは必要か?

サイクリンググローブは必要か?

バイクに乗っている人を見ると、大多数の人がサイクリンググローブをしています。

特にロードバイクの人はほぼ100%ではないでしょうか?

本格的でカッコいいですよね。

でもカッコいいからつけている訳ではありません。必要だからです。

私はクロスバイクでも必要だと思っています。通勤・通学でも。

 

お察しの通り、グローブには手を保護するという役割があります。

パットが付いているので疲労軽減にも効果がありますし、もちろん防寒の役目もあります。

 

でも一番の目的は手の保護です。

 

転倒した時、人は無意識に手をつこうとします。

そのつこうとする手の相手はアスファルトである事が多いと思いますが、アスファルト相手に無事で済むはずがありません。

 

 

ヘルメットと同様、グローブも必需品と考えて下さい。

たとえクロスバイクでも転倒のリスクは当然あります。甘く考えなように。

 

そんな「手」を守ってくれるグローブをご紹介します。

春夏秋冬、季節によってグローブを使い分けます。

夏以外のグローブは気温によって適正なグローブが変わります。秋口の涼しい時期のものと、真冬に使うものでは当然保温性も変わりますので、店頭で確認して買うのがいいと思います。

 

夏のグローブ

 パールイズミ

 日本の代表的なロードバイクのアパレルメーカーです。

夏は暑いので指がオープンのものを使います。

シマノ

 シマノはアパレルも出しています。

 

 春・秋

カペルミュール

お洒落でかっこいいカペルミュール

 

冬 

ルコック

ルコックも人気のメーカーです。

 

私は昔、スクーターで転倒し、アスファルトの上でヘッドスライディングをしてしまった事があります。

「あっ!死んだ」と本気で思いました。

その時は素手だったため、両手の母指球を肉が削げるほどの大怪我をしました。

血だらけで家に帰り、次の日医者に行って治療してもらった事を覚えています。

あの時グローブをしていれば、あんなにひどい怪我にはならなかっただろうと思います。

どうか皆さん、安全にサイクリングを楽しむために、ヘルメットとともに、グローブもつけて下さい。

 

 

クロスバイクにはこのヘルメット!

クロスバイクロードバイクと違い、街乗りでも使います。

ロードバイクで使うような本格的なヘルメットでは大袈裟です。

そこで今回、街乗りでもカジュアルに使えるヘルメットをご紹介します。

 

 OGK Kabutoは日本のメーカー。日本人の頭にフィットするヘルメットを作っています。

 

 こちらは折り畳んでカバンに収納できるヘルメット。

通勤・通学で駅まで バイクで行く方は大変重宝します。

 こちらも前のものほどではありませんが折り畳みできます。

 カジュアルに乗りたいならこれ。ABUSは鍵でも有名です。

 

 キャップの上に被せて使うとお洒落です。折り畳みできます。

ただし簡易的な物なので、本格的なサイクリングには向いてないかもしれません。

ショッピングなど、あまりスピードを出さないシチュエーションでお使い下さい。

 

本格的なロードバイクのヘルメットは専門のメーカーが幅をきかせていますが、街乗りバイクでは様々なメーカーがこのジャンルに参入しています。

自分のスタイルに合ったヘルメットを選びましょう。

ロードバイク、おすすめヘルメット

サイクリングに限らずヘルメットは必須

アスファルトの上で転んだ事はありますか?

私は以前、ジョギング中に縁石に躓き、転んで後頭部を「コツン」とぶつけた事があります。

軽くぶつけただけなのに、もの凄く痛かった記憶があります。

走ると30〜40㎞/hにもなるバイクで転んだところを想像してみて下さい。

どうなるか分かりますよね。

 

そこでヘルメット。

サイクリング中のみならず、通勤・通学でも危険はいっぱいです。

自己防衛のためにもヘルメットは被りましょう。

 

バイクには専用のヘルメットがありますので、これからそのいくつかをご紹介していきます。

OGK Kabuto

日本のメーカーで、日本人の頭の形に合わせたヘルメットを作っています。

 

 MET

 イタリアのヘルメットメーカーです。

 LAZER

 ベルギーのブランドです。

 GIRO

 アメリカのブランド

 

KASK

こちらもイタリアのメーカーです。 

 他にもボントレガーやベルなど、様々なメーカーがありますので、ショップで確認してみて下さい。

金額も高いものから安いものまで様々ですが、高くなると軽くなり、安全性の高いものになってきます。ほとんどが欧米のメーカーなので、頭にフィットするかどうかは実際に被ってみて判断して下さい。
また、アジアンフィットという東洋人の頭の形に合わせたヘルメットもあります。

 

「こんなレーサーみたいなヘルメットは被れない!」という方、次回は街乗りでも使えるヘルメットをご紹介します。

 

 

 

ロードバイクにおすすめの鍵(クロスバイクも同じです)

ママチャリとは違うロードバイクの鍵

安価なママチャリと違い、ロードバイクはそれなりに高価です。

また片手でも持てるくらいの軽さと、ホイールを外して持ち運びも出来る携帯性も兼ね備えています。

そんなことも踏まえて、高いバイクを簡単に盗まれないよう、使う鍵はこだわって購入して下さい。

ロードバイクは軽い!

ママチャリだと20㎏くらいありますが、ロードバイクだと10㎏を切るものも。

 そんなバイクを守るには、ママチャリのようにホイールをロックさせるだけではダメです。

そのままヒョイっと持って行かれてしまうからです。

バイクを、動かすことができない構造物、例えばフェンスや柱などにくくりつける必要があります。通称「地球ロック」。

ホイールが外せる

また、ロードバイクのホイールは簡単に外せるようになっています。前輪をフェンスにくくりつけただけでは前輪以外の全てを持っていかれてしまいます。後輪も然りです。

ヤフオクやメルカリなどで、前輪がなかったり、前後で種類の違うホイールをつけたバイクが出品されたりする事がありますが、それは盗難車である可能性があります。

そんな悲しい事にならないよう、しっかりと鍵は選んでつけましょう。

鍵の選び方

ではどんな鍵がいいのか。

鍵にはいくつかのタイプがあります。 

ワイヤーロック

汎用性が高いのはこちらのワイヤーロック。比較的軽く、持ち運びは楽です。

細いワイヤーのタイプは手軽に使えますが、ペンチ程度の大きさのワイヤーカッターで簡単に切られてしまいますので長時間の使用には注意が必要です。

ちなみにワイヤーをペンチで切るのは非常に大変です。上の写真のような細いワイヤーでもなかなか切れません。しかしワイヤーカッターを使うと簡単に切れてしまいます。

いつもワイヤーカッターを持っている人などいないとは思いますが、バイクを盗むために持ち歩いている輩は少なからずいるようです。くれぐれもご用心下さい。

 

また鍵にはダイヤル式とキータイプのものがあります。ご自身の使い方で、どちらがいいか決めて下さい。

中にはバイクに取り付けるタイプもあります。

 チェーンロック

鎖に布を巻いた鍵になります。ワイヤーですとワイヤーカッターで切られる心配がありますが、こちらはまず切られる心配はありません。ただし重いです。

以前、私はチェーンロックを使っていましたが、重いのでやめました。サイクリングではバイクから長時間目を離す事は稀だからです。今は4㎜程度のワイヤーロックで十分と判断し使っています。

ただし長時間、目を離さなければならない場合には、持っていくようにしています。

普段は自宅の物置で活躍しています。

U字ロック

補助で使うのに便利です。

これで前輪とフレームをロックし、短めのワイヤーロックでフレームとフェンスをくくりつけます。

 

前後輪、及びフレームをフェンスなどにくくりつける場合、1.5m〜1.8mくらいの長さが必要となります。いちいち面倒だと思われる方は、ホイールとフレームを繋げているクイックリリースをボルトに変更するという方法もあります。通勤、通学、近所で買い物する程度という場合にはこの方法でもいいと思います。

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クイックリリース

どんな鍵も万能というわけではありません。六角レンチがあればサドルやハンドルだって盗られてしまいます。

また鍵選びと同時にバイクを停める場所にも注意が必要です。なるべく人の目が届くところに停める方が望ましいです。

悲しい思いをしないためにも、適切な鍵を選び、しっかりと防犯対策をしましょう。


 

 

 

ロードバイクと同時に買うべきツール①

ロードバイククロスバイクを買う時、同時に買っておくべき工具(ツール)を押さえておきましょう。

クロスバイクも基本的に同じです。

 

絶対必要なのは、

フロアポンプ(空気入れ)

スポーツバイクのタイヤ(正確にいうと、タイヤの内側にあるチューブ)のバルブは仏式バルブ(フレンチバルブ)といって、ふつうのママチャリとは口金の形が違います。

また、空気圧もきちんと管理しなければいけません。

購入するフロアポンプは仏式バルブで空気圧ゲージがついたものが必要です。

私のフロアポンプは2代目ですが、パナレーサーのワンタッチポンプです。

初めは多少、戸惑いますが、慣れれば快適に使えます。

パナレーサー(Panaracer) 新ワンタッチポンプ 黒 BFP-02AGEZ2-B ブラック
 

 携帯工具 

こちらも必須です。

 バイクに必要な六角レンチ(アーレンキー)等を一つにまとめたツールです。

ほとんどのパーツはこのツールで何とかなります。

サイクリングの時には必ず持って行きます。

TOPEAK(トピーク) ミニ 6 L

TOPEAK(トピーク) ミニ 6 L

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 私が購入したものはPROミニツール 10ファンクションです。

単純に見た目で選びました(笑)。でも見た目、大事です。

価格も安いので、最初から気に入ったものを購入しましょう。

携帯ポンプ

 出先でパンクした時に使います。

TNI スーパーマイクロポンプ

TNI スーパーマイクロポンプ

  • メディア: その他
 

 大きめのものは空気が入れやすいですが、かさばり、重くなります。

小さいものはその逆で、空気が入れにくい反面、持ち運びに重宝します。

いずれにしてもポンピングして空気を入れていくとだんだん重くなるため、既定の空気圧まで入れるのは非常に大変です。基本的に応急処置として使います。

様々な種類のものが出ており、軽さを追求したもの、空気の入れやすさを追求したもの、空気圧ゲージがついたもの等々あります。

私が今、気に入って使っているものはLANDCASTの携帯ポンプです。

通常は押す時だけ空気が入りますが、こちらは引く時にも空気が入り、かつ最後まで重くならずに軽い力で空気を入れられます。大きさも小さめです。

携帯ポンプととも必要なのが、

タイヤレバー 

IRC オリジナルタイヤレバー ブラック 99095H

IRC オリジナルタイヤレバー ブラック 99095H

  • メディア: スポーツ用品

 

 

 

 タイヤを外すのに必要なツールです。基本、3本セットです。

そしてもう一つ

タイヤチューブ

これがないと何の意味もありません(笑)。

タイヤの幅に合わせてチューブを選びます。

 パンク修理には最低、この3つが必要です。

修理キットもありますが、出先で素早く修理するならチューブを交換した方が早いです。

交換したチューブは捨てずに後で家に帰ってからパンク修理キットでゆっくり直して下さい。

PARKTOOL(パークツール) パンク修理用パッチキット VP-1C

PARKTOOL(パークツール) パンク修理用パッチキット VP-1C

  • 発売日: 2012/03/09
  • メディア: スポーツ用品
 

携帯ポンプ、タイヤレバー、チューブがあれば、とりあえず大丈夫ですが、もう一つ、おすすめがあります。

CO2インフレーター+CO2ボンベ 

 これはおすすめです。一瞬で空気が入ります。

ただ、ボンベは使い捨てのため、予備のボンベが無くなると当然空気が入れられませんので、やはり携帯ポンプは必要です。

パンクは出先で起こりうるトラブルの一つです。楽しいサイクリングが中断され、修理に四苦八苦するのは結構なストレスとなります。初心者でもCO2インフレーターのようなツールを使えばそのストレスも軽減できます。ぜひ取り入れてみて下さい。

ライト

 自動車にこちらの存在を知らせる役目もあります。

これを忘れると大変です。暗い中、命がけで走ることになります。

こちらは乾電池式。

 リアライト

 道交法上は赤いリフレクター(反射板)でも大丈夫ですが、安全のため、できれば付けた方がいいでしょう。

たまにこのリフレクター、もしくはリアライを前方に向けて付けている人がいますが、道交法違反となります。車を運転している方は分かると思いますが、大変危険です。

鍵 

これも忘れると大変です(笑)。鍵については次回、詳しくお話ししたいと思います。

 

 

シマノのコンポーネント

ロードバイクには価格を左右する、3つの構成要素があります。それは「フレーム」「ホイール」「コンポーネント」です。

初心者のほとんどの方がいわゆる「完成車」を購入されると思いますが、ロードバイクの価格はこの3つに何を使っているかで大きく変わってきます。

 

今回はそのコンポーネント(コンポ)についてお話しします。

 

前回、コンポにはシマノ、カンパニョーロ、スラムというメーカーがあるとお伝えしました。その中の最大手、「SHIMANOシマノ)」。

日本ではシマノ以外のコンポを使っている人をほとんど見かけません。

 

初心者が購入前、経験者から最初に教わるものの一つが、シマノのコンポについてではないでしょうか?

合言葉のように経験者はいいます。

 「コンポは105にしておけ」と。

 

シマノのコンポにはいくつかのグレードがあります。

上位グレードから

DURA-ACEデュラエース

ULTEGRAアルテグラ

105(イチマルゴ)

Tiagra(ティアグラ)

Sora(ソラ)

Clarisクラリス

 

105とは、上から3番目のグレードのコンポですね。

 

DURA-ACEデュラエース

プロ仕様のコンポです。当然金額もそれなりにします。

ハイエンドのロードバイクについているコンポです。

ULTEGRAアルテグラ

セカンドグレードのコンポです。

105(イチマルゴ)

何故かこのグレードだけ数字です(笑)。

Tiagra(ティアグラ)

この辺りから「安いロードバイクについているコンポ」という扱いになってきます。

Sora(ソラ)

この下のクラリスが出る前までは、こちらが一番下のグレードでした。

Clarisクラリス

シマノの一番安いグレードになります。

 

当たり前ですが、グレードが高くなるほど軽く、操作性が良くなります。

 

ところで何故、「105」なのか?

 

後ろのホイールにはスプロケットという、ギアがついています。そのギアはグレードによって段数が変わり、デュラエースから105までは11段、ティアグラは10段、ソラが9段、クラリスは8段となっています。

つまり105は上位グレードと互換性があるからなんです。将来、パーツをグレードアップしたりする時にもしっかり対応できます。

また、下位グレードのコンポと違い、買った時に満足感が得られるので、 買い替えようという気持ちも少なくなります。

 

ではティアグラ以下のパーツはダメなのかというと、全くそんな事はありません。

少なくとも初心者レベルで操作感の違いを感じられる方は少ないのではないでしょうか?

サイクリングに興味はあるけどそこまで性能にこだわっていない、という方は、ティアグラ以下のグレードでも十分満足できるはずです。

それよりも早くバイクを手に入れ、サイクリングを楽しむ時間を増やしましょう。

 

ちなみにクロスバイクではロードバイクほどコンポにこだわる人はいません。

ロードバイクとは金額が違いますからね。

ロードバイク各部の名称と役割

ここでロードバイク各部の名称とその役割について話をしたいと思います。

今後、話を進める上で、ある程度専門用語を知らないと、話がチンプンカンプンになってしまうからです。

クロスバイクについてはハンドル部分以外は基本的に同じです。

 

とその前に、ロードバイククロスバイクなどのスポーツバイクの事を「自転車」と呼ばずに単に「バイク」と呼ぶようにしましょう。

「オートバイ」から市民権を奪い返します(笑)。

そもそも「オートバイ」はバイクではなく、「オートバイク」ですからね。

自転車乗りの間では「バイク」は常識です。

でも自転車と呼んでも別に大丈夫ですよ(笑)。

 

次にバイク各部の名称です。

これは実際に写真を見ながら説明した方がいいですね。

 

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本当はもっと細かく名称がありますが、とりあえずこの位覚えておけば大丈夫です。


「サドル」は座るところ、「ハンドル」は手で持つところ。

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「ペダル」は足を置いて漕ぐところです。

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「ブレーキ」「チェーン」この辺りまでは大丈夫ですね。

 

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「フレーム」はバイクの各パーツを繋ぐ骨格の部分。

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「ホイール」はいわゆる車輪です。このホイールに「タイヤ」がついています。

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よく初心者の方が「フレームからホイールを外す」事を「タイヤを外す」と表現する事がありますが、「タイヤを外す」とは「ホイールからタイヤを外す」事を言います。「タイヤを外す」のはパンクした時かタイヤ交換の時です。

 

ハンドルから飛び出た黒いツノのようなパーツを「ブラケット」と言います。

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ブラケット



ブレーキとギアチェンジを行うパーツですが、ツノの部分を握って走れるようになっています。クロスバイクはハンドルがバー状になっているため、ブラケットはありません。

 

「ディレーラー」とは変速機のこと。

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フロントディレーラー



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リアディレーラー


アチェンジをするためのパーツです。前(フロント)と後ろ(リア)にあります。先程紹介したブラケットについているブレーキレバーを操作することにより、ギアチェンジを行います。

 

「チェーンリング」と「スプロケットスプロケ)」はいわゆるギアです。

 

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チェーンリング



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スプロケット


車種によって多少違いはありますが、クロスバイクのチェーンリングは3段、ロードバイクは2段、スプロケットはグレードによって枚数が変わり、下位グレードで8段、上級グレードになると11段〜12段あります。

 

「クランク」はチェーンリングを回すための腕の部分。その先にペダルがつきます。

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クランク

 

ブラケット、チェーンリング、チェーン、クランク、ブレーキ、ディレーラー、スプロケット等を総称して(狭義ではブラケット、ブレーキ、ディレーラー)「コンポーネント(コンポ)」と言ったりします。

 

このコンポーネントを作っている大手の会社が3社あります。

シマノ(日本)、カンパニョーロ(イタリア)、スラム(アメリカ)です。

 

シマノは釣具でも有名ですが、実はバイクの世界では名実ともにトップメーカーです。日本で売られているほとんどのバイクにシマノのコンポがついていますし、海外でもよく使われています。ちなみに写真はシマノコンポーネントです。

 

各メーカーともそれぞれグレードがあり、グレードが高くなるほど性能が上がり、その分、金額も高くなります。

 

以前、スポーツバイクのメーカーをご紹介しましたが、メーカーで作っているのはいわゆる「フレーム」です。それ以外のパーツはホイールも含めてほとんどが別の会社のものです。

ですのでバイクに関して言えば、純正品にこだわる必要がない、どころかフレーム以外に純正品はほとんどありませんので、バイクを購入した後、グレードアップやパーツ交換が盛んに行われています。スポーツバイクの専門店に行くと訳の分からないパーツが沢山並んでいると思いますが、それは壊れたパーツを交換するためだけでなく、そういった需要があるからなんです。

 

バイクの金額はフレーム、コンポーネント、ホイール、サドルやハンドルなどのパーツ、それぞれのグレードにより金額が変わってきます。メーカーは同じフレームでも高いグレードのコンポやホイールの車種と、グレードを下げ、価格を抑えて販売する車種を揃たりしています。

 

次回はコンポーネントの中でも一番メジャーなシマノコンポーネントについて、お話ししたいと思います。