ロードバイクやクロスバイクを保管する
保管場所をどうするか?
自転車のタイプは分かった、だいたい目安もつけた。
で、購入する前に考慮しなければいけない重要なことが一つあります。
その自転車をどこに保管するか、ということです。
あなたは今、ママチャリなどの自転車を所有していますか?
その自転車はどこに置かれていますか?
もしあなたが一戸建ての家に住んでいらっしゃるなら、
その自転車は玄関脇やカーポートの屋根の下かもしれません。
もしあなたがマンションやアパートにお住まいなら、専用の自転車置き場でしょうか。
安いママチャリなどの場合、かなり雑に扱われることが多いかと思います。
スポーツバイクはどうでしょうか?
「雨がかからない場所」が基本になります。
本来はすべての自転車が「雨がかからない場所」に保管されるべきですが、
住宅事情が許さないというのが現状でしょう。
安いママチャリならそれでも許されるかもしれません。
でもスポーツバイクの場合、そうはいきません。
室内保管、もしくは鍵付きの物置に保管、が大原則。
当たり前ですが、雨に濡れると自転車は錆びます。
錆びると走行性能が落ちます。
見栄えが悪くなります。
そしてすぐに劣化します。
せっかく高いお金を出して買ったのに、それでは台無しです。
アパートなどの自転車置き場もNGです。
吹き込めば雨に濡れますし、傷をつけられてしまうことも考えられます。
また盗難の危険も発生します。
大切な自転車を失わないためにも、できるだけ外置きは避けましょう。
「でも狭い我が家にはそんなスペースはない」
「フォールディングバイクしか選択肢がないじゃないか」
そんな声も聞こえてきそうです。
ごもっともです。
ですがスポーツバイクはママチャリと違い、ちょっと工夫すれば
上手に室内保管することができます。またそのためのラックもあります。
ママチャリの重さは約20kg、それに対してクロスバイクは約10㎏、半分の重さです。
ロードバイクの中にはもっと軽いものもあります。
この軽さのおかげで、バイクを起こして縦に保管したり、壁に吊るして保管することができます。
実際にこんな置き方をする方はいらっしゃらないかと思いますが、サイズの違いを見ていただくため、参考まで。
そしてスポーツバイクはホイールを外すことができます。
前輪を外すだけでもだいぶ大きさが変わります。
前輪、あるいは前後輪外し、サドルを下にして保管すれば、かなりコンパクトになります。
「ホイールを外すのって難しそう」
と思われている方も多いかと思いますが、実は簡単に外れます。
後輪は多少慣れが必要ですが、前輪は初心者でも簡単に外せます。
ホイールについてるレバーを持ち上げ、くるくるッと回すと写真のように外れます。
スポーツバイク専用のラックがあります。
いろいろ工夫して、保管スペースを確保してみて下さい。